卒業生
Mirai Okamoto
Product Image私は2012-13年にShoreline Community Collegeに留学し、東京ブライダル専門学校を卒業しました。留学中は、アメリカ人のホストファザー、フィリピン人のホストマザー、3人の子供たち、私以外の4人の留学生とともに生活していました。毎日のディナーで各国の文化や国の仕組みの違いに触れる事ができたことはとても刺激的だった反面、日本人として自国のことを知らなすぎる自分に恥ずかしさを覚えたこともありました。シアトルに来て学校での授業はもちろんのこと、異文化に触れることでより日本が好きになり、また、広い世界が身近になったことが一番の留学土産です。

卒業後はアメリカのクルーズ会社であるPrincess Cruises社に就職、レストランサーバーとして従事しました。私が働き始めた頃はまだまだ日本人クルーが少なく、私の部署に日本人クルーはいませんでした。日本人ゲストと外国人クルーの間に入って通訳したり、時にはコンプレインを受け怒鳴られることも…。私は日本で仕事をするのと同様にテキパキと仕事をこなしていましたが、周りの外国人クルーは ”Relax, take it easy. ” といつも言っていました。これは決して手を抜くという意味ではなく、気張らずに楽しんで働くということです。一度乗船すると6~9ヵ月間休みなく働くクルーズ生活においてこれはすごく大事なことで、それまで真面目に仕事をする事だけが当たり前だった私にとって、大きな財産となりました。

その後、フロリダのウォルトディスニーワールドで世界中から訪れるゲストに日本の文化を発信することを目的とした文化交流就労プログラムに参加しました。私は、エプコットの日本館で、レストランのサーバーとして働く中で、お箸の使い方を教えてあげたり、子供に折り紙をプレゼントしたりして、日本が大好きなゲストから初めて日本の文化に触れるゲストまで、笑顔で帰って頂くことにとても喜びを感じました。

留学経験から今までに共通するのは、日本人である私が身を持って日本を世界に発信しているということです。すべての経験が今に繋がっていることを思うととても嬉しく思うし誇りに思います。留学があってこそ、今いる自分がいます。留学はただ英語を勉強するだけでなく、人としても大きく成長できます。少しでも興味があるのならまずはやってみてください。私もまだまだいろんなことに挑戦中です!!!

2012年度留学
東京ブライダル専門学校出身
プリンセスクルーズ社、
ウォルトディズニーワールド
Tsubasa Takahashi
Product Image留学から学んだことは語学力はもちろんですが、多様性を受け入れる経験や、育ってきた環境を含めて自分自身をを見つめ直すきっかけ、そして相手の立場を思いやる力を得られたなと思います。

「百聞は一見に如かず」という昔からの言葉の通り、留学するまでは見聞きしただけの勝手な偏見や思い込みでしか外国人のことを考えることが出来なかったけれど、留学中には、まさに自分の体全体で異文化を感じて、そこに溶け込むことが出来るようになりました。他人と生きていく中で大切な経験だと信じています。例えば私のホストファミリーはベジタリアンで同じタイプの食事をすることも多くありました。でも食事はそういうものとして受け入れることさえすれば、晩ご飯を食べ終えたらリビングのソファに座ってアメリカンフットボールを見たり、日曜日には教会に一緒に行ったりと、たくさん楽しい体験が待っていました。

その他にも、家族や友達の大切さ、当たり前に過ごしていた日本という国の素晴らしさ、生活するに当たっての便利さと住みやすさなどです。アメリカが不便だったというわけではなく、一度自分の国を離れたら、当たり前にしてもらっていたことを感謝するようになりました。

留学後は、オランダのホテルオークラアムステルダムで働くチャンスが巡ってきました。留学のおかげで、海外で働く必須条件になる英語力も生活する自信もつけてくれて、仕事で非常に役に立っています。ホテルオークラアムステルダムに日本人スタッフは80人ほどいますが、300人を越えるスタッフやお客様との会話は基本的にすべて英語です。そしてお客様がレストランにおられる間は、接客から調理まで全てのことを担当します。英語で接するのはもちろんですが、最高の状態でお客様に過ごしていただくために、文化的背景や宗教的観点からも、お客様の立場を必死に考えて思いやりのあるサービスがゴールになります。留学の経験があってこそ出来るようになったことだと思います。

2012年度留学
ホスピタリティ ツーリズム専門学校
ホテルオークラアムステルダム
Yuma Hayashi
Product Image留学から学んだ大切なことそれは「アニーになる」ということです。

これはアメリカに着いた日に先生に言われた言葉です。ミュージカル映画「アニー」のアニーは家もなく家族も消息不明、里親にも毎日怒鳴られ、そんな状況でも毎日楽しく笑っています。

先生は「たくさん遊びなさい。そしたら英語は伸びるから」と言いました。私はその言葉を信じ、留学中は毎週異国の友達と遊びました。夕食時も喋る内容がたくさんあるため自然とホストファミリーといる時間が長くなっていき,
ホストも“Spending time with you is always fun” と言ってくれるようになりました。気づくと学校にもたくさんの外国人の友達ができていて、帰国時にTOEICは500点も伸びていました。

今は夢だったアメリカのフロリダWalt Disney Worldで鉄板シェフをしています。料理をしながら30分間お客様と会話しパフォーマンスします。お客様から”She doesn’t look like she’s working - she looks like she’s enjoying every moment with us. We’ve never seen such a happy cheerful chef before. She is special. ”というサンクスレターを頂いたこともあります。
今、私はアニーの映画を観ると確かに私とよく似ているなと思います。自分の夢が叶ったのは、個人留学では考えもつかなかった「いつも笑って、たくさん遊ぶ」がこの留学で学べたからだと思っています。

2015年度留学
ホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪出身
ウォールトディズニーワールド
Gota Kawakami
Product Image留学前の自分は勉強からひたすら逃げて、遊びとアルバイトに本気な高校生活を送っていました。特に目標はなく将来の夢も曖昧ななか「英語が話せたらカッコいいな」程度の気持ちで長期留学制度のあるホスピに進学。他学科との交流が盛んで、それぞれに夢を持った同級生達は輝いて見えました。そんな仲間達と行けた留学生活は、自分の中で本当に沢山の刺激と変化がありました。現地で英語の環境に触れ、夢や目標を語り合う時間も多く、自分にも目標が欲しいと思いながら生活していく内に、留学をしているだけではなんの武器にもならないという現実が感じられ、ホスピの海外就職の後ろ盾に、初めて「海外就職」という目標が出来ました。留学前はクラスで一番フラフラしていた自分が、現在はサイパンでのインターンに選ばれ、シアトル留学で学んだ英語コミュニケーション、海外の知識、文化の違いなど沢山のことを仕事の仲間やゲストと国籍を問わず共有して、楽しみながら仕事をしています。留学前に英語が全く出来なかった自分が、今ではほぼ100%英語の環境で仕事をしています。しかし、シアトル留学が自分にくれたものは、英語だけでなく、夢や目標を持って生きていく楽しさを共有できる仲間達に出会えたことだったと思います。

2014年度留学
ホスピタリティツーリズム専門学校大阪出身
ハイヤット・リージェンシー・サイパン